長谷川造園事務所

けふの一冊

月と日本建築 桂離宮から月を観る  宮元健次 光文社新書 700円+税

中秋の名月の月の出が1615年は東南29度であった。これは桂離宮の建物の方位と一致します。桂離宮には月見台があります。そして月を観る窓があります。その窓の下には戸があり、足が出るやうになっています。
私も桂離宮、修学院離宮、京都御所と見学にまわった事がありました。これらは宮内庁の管理のせいか、見学者の列の後ろには 常に私服の刑事がついていました。もしかしたら怪しい私を見張っていたのかもしれません。冗談ですが。
 修学院離宮を見学していた時です。この離宮は上中下と三段回になっています。山の中です。まわりは畑です。すぐそばで農作業をしている人がみえます。私たちが見学していると向こうから若いアベックが歩いてきました。この離宮は宮内庁への申し込み制で一般の人は入れません。このアベックはすぐさま私服刑事に連行されました。この二人の運命やいかにもタコにも。

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